白ご飯以外にアレンジ、主食のバリエーション増やして「部活弁当」を充実(1)
4月は入学、進学の季節です。部活やクラブなども始まる時期でもあり、お弁当が始まる選手も多いと思います。
ここで、お弁当作りの「基本」をおさらいしましょう。お弁当は1日3食の中の1食。運動する中高生は、より多くのエネルギーが必要です。
①何を入れるか
アスリートの食事の基本の6品を揃えましょう。
・主食=糖質(ご飯、パン、麺など)
・主菜=タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)
・副菜=ビタミン、ミネラル(緑黄色野菜、淡色野菜、海藻、キノコ、イモ類)
・汁物=ビタミン、ミネラル
・乳製品=カルシウム(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・果物=ビタミンC
②弁当箱の大きさの目安
性別、運動量、体重によって違いますが、放課後2時間練習する場合、体重60キロの男子では約1000キロカロリー、体重50キロの女子では約850キロカロリーが標準です。持久系の競技ならもう少し多めになるでしょう。エネルギー量と弁当箱の容量はだいたい同じなので、お弁当箱を選ぶ際、参考にしましょう。
③主食の量
お弁当の容量の5~7割が主食です。となると、いかに主食を食べやすいものにするかがポイントになります。ご飯を食べやすいおかずを工夫するのも大切ですが、主食自体にバリエーションをつけると、食欲も沸きやすくなるでしょう。